クラブ・ミュージックとフレンチ・ポップを融合した洗練の音楽性で、90年代にラジオや大手輸入CDショップを中心に話題となったNadege(ナデージュ)。新曲とセルフ・カバーを収録した12インチが限定アナログ・リリースです。
インディーズからリリースした作品が話題となり'94年にメジャー・デビュー。ハウス~ドラムンベース~アンビエントと、当時のクラブ・ミュージックの時流を捉えたトラック・メイキングと、ウィスパーなフレンチ・ボーカルという洒脱なサウンドで、渋谷系ファンからも好評を得ていたNadege。とくにシャンソン歌手Edith Piafの名曲「バラ色の人生」のカバーはスマッシュ・ヒットを記録するなど、リアルタイム世代には鮮烈な印象を残しました。19年ぶりの復活作となる本作も、洗練されたクラブ・ミュージックの趣向と、透明感に溢れる女性ボーカルという基本路線は健在。重厚な雰囲気のストリングスとドラムンベースのビートで、耽美な映像的世界観を展開する"Douce est la nuit"、夏の終わりを想わせるアンニュイ・ムードのブレイクビーツ・ハウス"Pas a pas"という新曲に加えて、2ndアルバム収録の"Ingenu"と4thアルバム収録の"Syrah"を再アレンジしたセルフ・カバーを収録し、期待を裏切りません。アートワークは少女漫画家の小石川カナリによる書きおろしのイラストを採用。重量盤、レッド・カラーヴァイナル仕様の限定盤。フィジカル・リリースはアナログ盤のみとなる予定です。(from jetset)